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主な眼疾患

加齢黄斑変性症

  • 網膜(カメラではフィルムに相当)中心部分である黄斑部の下に、加齢に伴い新生血管が発生します。
  • その新生血管から血液や脂質が漏れ出てきたりすると物がゆがんで見えたり視野の中心部分が暗く見難くなってきます。
  • 以下のような治療方法が行われています。

治療方法

レーザー光凝固術
新生血管をレーザーで凝固する方法です。正常な網膜にもレーザーによる悪影響が出ることがあります。
薬物療法
新生血管を発生させる原因物質を押さえつける薬物を目に直接、注射する方法です。月1回の割合で注射をします。一定期間、打ち続ける場合もあります。新しい治療方法で、比較的安全に行うことができます。
光線力学的療法
光感受性物質を注射した後に特殊なレーザー光線を照射し、新生血管の消退あるいは発達を遅らせる方法です。2004年5月より保険治療として行うことが出来るようになりました。本治療法は講習・試験を経た認定医のみが施行することができ、当院では認定医が診断および治療を行っています。
新生血管抜去
手術で新生血管を引き抜く方法です。レーザー同様、正常網膜を傷つける危険があります。
黄斑移動術
網膜を手術的に移動させる方法です。手術が難しく、術後に複視や網膜剥離等の合併症を起こす危険があります。
加齢黄斑変性症
正常眼底所見