- 当院では多くの患者さんは通院で行っています。ご希望があれば入院手術も可能です。
- 手術は局所麻酔で行い、15~20分程度で終わります。
- 混濁した水晶体を超音波で破砕・吸引し、残ったカプセル(嚢)を支えにして眼内レンズを挿入します。
- 混濁が非常に強い人や何らかの眼疾患を持った方は違う方法で行うこともあります。
眼内レンズ(IOL)について
以前はプラスチック製のものがほとんどでした。
現在は折りたたんで眼内に挿入できるアクリル性やシリコン性のものが多くなってきています。
眼内レンズを入れてもピントが合う場所は決まってきますので、原則として眼鏡は必要です。
近年では多焦点IOLや乱視矯正等、様々なIOLが出てきています。
現在は折りたたんで眼内に挿入できるアクリル性やシリコン性のものが多くなってきています。
眼内レンズを入れてもピントが合う場所は決まってきますので、原則として眼鏡は必要です。
近年では多焦点IOLや乱視矯正等、様々なIOLが出てきています。
- 多焦点IOL
- 従来のIOLと異なり、ピントが合う場所が複数あるため、眼鏡への依存を減らすことができます。
しかし、若い頃のようにすべての距離がはっきり見えるわけではありません。また、従来のレンズと比べると若干、暗く感じるようになります。今のところ保険適応外のため、IOLならびに手術料金は自費となります(先進医療)。詳しくはスタッフまでお尋ね下さい。 - 先進医療
- 先進医療とは、厚生労働省が認めた医療機関のみが実施できる、安全で高度な医療技術のことです。先進医療は、国民の安全を守り、患者負担の軽減をはかりつつ、医療の選択肢を拡げるために、保険診療との併用を認めるものです。
先進医療に認定されていない施設では、全て自費治療になりますが、「先進医療」に認定されている当院の場合、術前検査代・点眼や内服の薬剤代は保険が適応され、患者様の負担を軽減することができます。自費でお支払いいただくのは、多焦点眼内レンズ代と手術治療代のみとなります。
白内障手術の注意事項
- IOLを支えるカプセル(嚢)が弱く、IOLが入れられない場合があります。
- その場合には後日、再手術が必要となります。
- 非常にまれですが、手術中に予期せぬ合併症が起こることがあります。
- 場合によっては手術前よりも視力が落ちることがあります。
その他、詳細についてはスタッフまでお尋ね下さい。
手術名 | 負担額 | |
---|---|---|
白内障手術 (多焦点眼内レンズ) |
片眼 | 400,000 |
両眼 | 800,000 |
※当院では平成21年12月より先進医療認定施設になりました。
先進医療とは、厚生労働省が認めた医療機関のみが実施できるものです。
先進医療に関する費用は、全額自己負担となりますが、手術前後の診察・検査料等は健康保険適用となります。(上記費用は手術費のみです。)
また、先進医療に関する費用は、健康保険の『高額療養費』の対象にはなりません。